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プレスリリース

NISSOホールディングスの子会社である日総工産が外国教育機関と日本での就労に関する協定及び基本合意書を締結いたしました

NISSOホールディングスの子会社である日総工産が、即戦力に近い外国人材の採用ルートの開拓を目的とし、ベトナムの教育機関2校と就労促進ならびに日本語教育を含む人材育成に関する協定及び基本合意書を締結しましたことをお知らせいたします。

本締結の基本的な考え方は、相互の利益と成長を視野に教育・訓練・採用における協力を促進することであり、日本国内で適職に就いていただくことで、日本とベトナム両国の労働力育成に資するものとしております。

具体的な内容としては、教育機関2校の在校生・卒業生を対象に、日総工産が指定する日本語・日本文化を習得する為の講座を教育課程の中に盛り込み、4~6ヶ月の教育期間を経て、来日していただく送出しスキームとなっております。

来日後は、国内と同待遇・同条件で雇用し、また特性に合わせた労働機会を提供することで、就労後のギャップを無くし、短期離職を抑える受入れを行います。

配属予定先ならびに職務は、半導体・蓄電池など、これから大きな需要が見込まれる産業でのエンジニア職を中心にしながら、適性により自動車関連への配属も検討いたします。なお、第1期生の受入開始は2024年10月の予定です。

締結済みの教育機関2校の概要は以下のとおりです。

【工科テクノロジー・技術短期大学(CTECH)】

ベトナムの首都ハノイにキャンパスを置く、2008年創立の私立短期大学。

創立当初から機械工学分野の専門教育が主となっており、日本語学科・自動車整備学科・機械加工技術学科・金属加工技術学科から、IT・観光・介護の領域まで幅広い分野の教育を行っている。学生数は約3,000名。

【水利(トゥイロイ)大学】

ベトナムの首都ハノイと南部最大の都市であるホーチミンにキャンパスを置く、1959年創立の専門大学。

ベトナムの水資源と水力発電に関する教育と研究に重点を置くために創立され、水資源工学部・機械工学部・電気電子工学部・経済経営学部など8つの学部を持ち、ベトナムの社会経済の持続可能な発展に貢献している。学生数は14,000名。

これからも幅広い視野で日本での就業ニーズと親和性の高い国を調査し、教育機関との締結を拡大することで採用ルートを確保し、これから国内でさらに高まる労働需給ギャップを解消する施策として取り組んでまいります。

また、今国会での成立が見込まれている、入管難民法及び外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律の改正案についての動向を注視し、外国人材の育成と確保に努めてまいります。